桃の木

剪定と聞くと、枝を切るだけ、と思われる方も多いかもしれませんが、植物によって手入れに適した時期や方法は異なります。桃の木の剪定時期や方法について詳しくご紹介していきます。
桃の木の剪定は、美しい花を楽しむためにも、おいしい果実を収穫するためにも大切な作業です。理由は、桃の木は若い枝に花がよく咲き果実がなるからです。剪定によって木全体に日光があたりやすくなったり、風通しがよくなることで病害虫を予防したりする効果もあります。剪定の時期は12月から2月の間におこないます。この期間、桃は休眠しているため、剪定による木の負担が少なくなります。
剪定のポイントは4つです。
１つ目、主枝以外の枝をメインに剪定する。
２つ目、木の幹に日光が強く当たりすぎないように剪定する。
３つ目、開心自然形という形になるよう剪定する(手のひらをイメージすると分かりやすいです)
4つ目、混み合った枝をすかせる。
上記の4つを意識して選定を行うと綺麗な花が咲いて、美味しい果実が実ります。