ハウスクリーニング(カビ)

カビのかたちと生え方:
カビは植物の種のような「胞子」という部分と、
木の幹や枝のような糸状に 伸びていく「菌糸」という部分があります。
胞子 は空中に飛びやすく、かたちは丸かったり細長 かったりします。大きさはほぼ 1,000 分の 3 ~ 10mmと小さいです。
菌糸は糸状でどこまでも 伸びていきます。
どのように生えるのか順序立てて見ていきましょう。
1空中に飛んでいた胞子は物の表面に落ちます
2湿った物の上で胞子が芽を出します
3芽から物の中に糸を伸ばします ( 菌糸 )
4やがて菌糸が伸びていきます
5大きく広がった菌糸の先に胞子を作ります

カビの菌は、あらゆる場所に存在します。カビの好む環境条件が揃い菌が繁殖すると、
目に見えるカビとなります。これが、いわゆる『カビが生えた』という状況です。
原因となる例3点
①湿度が高い　(60～80％) ②温度が中程度　(25～30℃) ③栄養分が豊富 (ホコリや皮脂などの汚れ)

*カビの発生しやすい場所*
建物の高気密、高断熱化が進み、年中カビが発生するように。給気、換気量が少ないケースでは、カビの温床となります。
湿度の高い水回りような場所は、特に注意が必要です。

*カビの予防方法*
カビの発生を防ぐには、カビの好む環境をつくらないよう、室内環境を管理することが大切です。
一度カビが生えてしまった場所は、カビの除去除菌に加えて、防カビ施工を実施すると、より再発を防げます。

カビの予防例
各部屋をこまめに掃除し、カビの栄養分を減らす！
除湿器を活用し、湿度を下げる！
窓の結露を防いだり、定期的に窓をタオルで拭き取るようにする！
こまめに換気を行い、空気を入れ替える！
年に数回、大掃除をする！